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フィアット 500 7.
でもお金がないので高い車は買えないからフィアットの600
(セイチェント)か500(チンクェチェント)を選ぶことにした。
 本当は同じフィアットの往年の名車トポリーノ(子鼠)が欲しかったのだが、
その頃は中古車だけで、走っているのもほんの僅かだった。
 600はたいへんな流行だったが、安定が悪いのかよく仰向けにひっくり返る。
日本の外交官もそんな事故で大怪我をし、入院したりしていたから、
一回り小さい けれど500に決めた。
 500というけれど実際には480CC位だったようだ。2気筒空冷の
リアーエンジン。空冷だから冷却水の心配をしないで済む。空冷の音も
エンジンが後なのでそれ程気にならない。このエンジン、なかなかの
優れもので、高速道路に出たら航続100キロで走って驚いた。実際に
スピードメーターが100キロまでついていたかどうか覚えていないがついて
いたのだろう。小さいので混雑した道でもチョロチョロ走るし、大型車が走れない
道にも入れる。ハンドルに遊びがないからギシギシに停める駐車の場合も楽だ。
600と違って屋根が開くのも魅力だった。小さいとはいえ4人か5人乗りなので
夫婦と4歳の子供だけの家族には充分だった。二つドアだから子供は後ろに
乗せておけば安心だ。リアーエンジンなので、前が荷物室なのは衝突した時の
心配の一つだったが、なんか入れておけばよいだろうということにいなった。
 後で変わったが、初期の頃の500はドアが前開きだったから降りようとする
女性のスカートの奥まで見えてしまう。自分のでは一寸困るが、他の
チンクェチェントではよく楽しんだものだ。
by pincopallino2 | 2010-10-02 11:27
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