僕とイタリア 29 カンツォーネ その1
  カンツォーネはフランス語のシャンソンと同じだから「歌」という意味だが
僕がイタリアに行った頃は綺麗で穏やかな歌詞の歌が多かった。
戦後新しく出てきたウルラトーレ(叫ぶような歌い方をする歌手という意味か)と
呼ばれる連中の歌は東京でもイタリア大使館の人にレコードを取り寄せて
らって聞いていた。雌豹、雌虎と並び称されたミーナとミルバもウルラトーレと
して活躍していたが、ある音楽会社の洋楽部に勤めていた友達が新しい
イタリアの流行歌がないだろうかときくので、ミーナのレコードを貸したら
それから暫くしてピーナッツという双子の女性歌手がテレヴィで「月影のナポリ」と
いう題で歌っているので驚いたことがある。原題は日焼けならぬ月焼けだ。
ミーナは今でもアルバムを出していると思うが、ミーナはその後ドイツの詩人の
作品を作曲して歌ってばかりいたので、イタリアでは人気がなくなってしまった。
日本が大好きでお忍びでもよくきていた。日本食も味噌汁や納豆も食べるが、
帰る時は沢庵漬けを匂いがしないように密封して持っていく。
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by pincopallino2 | 2011-02-23 10:44
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