イタリアの軍服
  6月になるとイタリアの町には生きた人形が溢れだす。
陸軍幼年学校の生徒達が夏休みで家に帰ってくるのだ。
幼年学校の制服はどこの国でも綺麗だが、イタリアのは
一番可愛くて美しいと言われる。着ている子供達がイタリア人
だから小さいながらハンサムのせいもあるのだろう。
もっとも最近は真っ黒な顔をしたのもいる。外国からの
留学生かもしれない。
  軍人の服装は陸、海、空軍ともありふれたものだが、
色々な種類があって、夜会用の服などは格好が良い。
  国家警察(カラビにエーリ)は儀式の時は冬だと
裏が真っ赤なマントを着て馬に乗っているから観光客は
大騒ぎをして写真を撮る。
  大統領官邸の衛兵は見事。冬は紺色だが夏は真っ白な
服を着る。頭には銀色のヘルメットを被り、馬の毛をブーツを
はいた足元まで垂らしている。古代ローマ時代の服装を
真似た物だそうだが、なにしろ身長1メートル80センチ以上の
者達ばかりだから素晴らしい。
  アルプス兵の帽子は登山帽スタイル。山鳥の羽をさして
いて、これも女性達の人気の的だ。
  駆け足行進で有名なベルサリエーレ(狙撃兵)は
平べったい帽子に黒い鳥の羽をふさふさとつけている。
 
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by pincopallino2 | 2011-09-19 10:24
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