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無原罪のお宿り
 病気で臥せていた為書けなかったが、12月8日は無原罪のお祭りと言って
キリスト教でも殆どカトリックだけの祭日。この日ローマ法王はローマの
スペイン広場に出向いてマリアの柱頭に花束を捧げる。と意っても柱は高いから
消防手が梯子車に乗って、法王から受け取った花束を聖母の頭に置く。
 僕は始め、このお祭りはマリアがキリストを宿った日だと思って、一生懸命
クリスマスの日と合わせて計算し、それにしては懐妊の日数が長すぎると
ブログに書いたら、そんなことはないとチャンと辻褄が合うように計算して
教えてくれた人が居たが、実際には聖母マリアがお母さん、つまりキリストの
お婆さんにあたるアンナのお腹に宿った日とのこと。
 キリストと同じようにマリアも両親の通常の営みがないままに生まれてきた
ことになるが、キリスト教徒でない僕には代々具体的な父親なしに生まれたなんて
信じられない。
 この話し、結構昔から言い伝えられていたようだが、1854年12月8日に
時の法王ピオ9世が認めたので毎年12月8日を祭日としたらしい。
 言い伝えとしてはスペインが盛んで、そのせいか無原罪のお宿りを題材に
した絵はスペインに多いようだ。
by pincopallino2 | 2014-12-29 15:54
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