ムッソリ-ニの恋人クターラ ペタッチ 4.
 ムッソリーニからの直接の招待状とあって小野特派員は欣喜雀躍。
翌日9歳の長男を連れ、車で出かけた。 アルプスの麓の疎開先メラーノから
ガルダ湖南端に近いサロ’迄は距離にして200キロもない近さであるが、
今のように高速道路もなく、ドイツ軍やファシストに敵対するパルティザンが
横行していて、枢軸側である日本人も襲撃される恐れがあったから
回り道をしたりしてずいぶん時間がかかったんではないかと思う。
 とにかく時間通りに指定の場所に出頭するとムッソリーニは上機嫌で
出迎え、突然のサロ’共和国の出現でたいへんな住宅難の中、小野氏の為に
毎日新聞の支局としてガルダ湖畔に広大な別荘を手配してくれた。
 この別荘の手配が初めて会った時だったのか、何回か会っているうちに
そうなったのか判然としないが、ムッソリーニのこずるい思いが入って
いるように感じられる。
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by pincopallino2 | 2016-08-03 18:00 | Comments(0)
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