ムッソリーニの愛人クラーラ ペタッチ 6、
 そんなある日。静かな湖畔の別荘街に突然大声が響きわたった。
何事かと表に出てみると、隣の別荘の湖に面したテラスから小太りな
初老の女がこっちを向いて手を振り回しながら多分「泥棒猫メ」とか
「亭主を返せ」と言ったようなことを叫んでいる。
 真っ青になって怯えているクラーラに頼まれて小野特派員が出て
行くと、姿を消したようだが、一説によればその後何回も現れて
罵詈雑言を並べ立てた彼女はムッソリーニの正妻ラケーレであったと
思われる。
 彼女自身の手記によれば「夫は、本当に家庭的な好々爺であった」と
書いているが、実際には嫉妬に悩まされていたのだろう。
[PR]
by pincopallino2 | 2016-08-05 18:31
<< ムッソリーニの恋人クラーラ ペ... ムッソリーニの恋人クラーラ ペ... >>