読売新聞は昨日も日本人の社会道徳の低下について書いていた。
人に会うとよく、最近の若者の行儀の悪さの話しが出て、これでは
日本もおしまいだなんて言うが、それじゃどうしようということには
ならない。たしかに若い連中の中にはうっかり注意したら暴力を
ふるいそうなのもいるが、前に書いたイタリア人やフランス人の
オバさんたちのように皆で声をあげればこわくはない。
勿論行儀がよい優秀な青少年も沢山居て、目につくのは悪いのばかり
なのかもしれないが、彼らの中にだって注意すれば言う事を聞く者もいる。
こんなふうな社会にしてしまったのは文部科学省がいけないのか、
政治家達が熱心でないのかしらないが、一番責任があるのは
我々大人たちではないだろうか。
チュニジアは決して豊かな国ではないが、将来を目指して
学校教育に力を入れ、授業料は無料だとのこと。
そのせいか何回行っても小学生から大学生まで不良みたいのに
会ったことがない。