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盗難  9
ローマに住んでいた日本人留学生。その頃
流行だったフィアト 600の中古車を買ったので
ナポリへ一泊のドライヴ旅行に出かけたが、
ナポリで観光している間に駐車してあった車の
片側のドアが盗まれた。仕方がないのであくる日
ドアがないまま帰ってきたが、途中でふと見ると
道端で、盗まれた自分の車のドアを売っていたので、
買戻してきた。
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by pincopallino2 | 2010-02-26 10:10
盗難  8
シチリア島のパレルモ。一人旅の若い日本女性が
スーツケースを引っ張って歩いていた。見るに見かねたのか
若い男が近づいて来て、荷物を持ってやろうと言う。
一応は断わったが、しつっこく云うので好意に甘えることにした。
暫くは一緒に歩いていたが、途中から急に駆け出して
スーツケースごと消えてしまった。
 その余りの鮮やかさに彼女も思わず笑い出してしまったそうだ。
同じような手口はナポリでもあるようだが、
パレルモはマッフィァの本拠地。観光地でもあるので盗難事件が
多発すると観光客が来なくなってしまうからマッフィアが厳しく
取り締まっているのだというが、やはりこんな事件は起きている。
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by pincopallino2 | 2010-02-25 10:49
盗難 7
 ヴェネツィアのサン マルコ広場。堰堤に坐っていたら
日本人の男性が3,4人傍にやってきたので、四方山話しを
していた。僕の横に坐った人は買ってきた品物が入っている
ショッピング バッグを2メートル位離れた所に放り出している。
 まだ朝のうちで広場にも人が少ないから大丈夫だろうと
見ていたら、中近東か北アフリカ系の男がショッピング バッグと
持ち主との間に立った。あまりにも不自然なので気をつけて
いると、仲間らしい男が我々の後ろに立つ。明らかに置き引きの形だ。
 早速持ち主に注意して荷物を引き寄させたら、置き引きの連中も
行ってしまった。
 スリ達はこっちがちょっと気を抜くのを待っている。
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by pincopallino2 | 2010-02-24 10:43
盗難 6
  ミラノ。中央駅の傍で日本の男の人が地図を見ていた。
外国人の男が近づいてきて、道を聞く。日本人はパリに
長く住んでいたことがあり、フランス語が堪能。
ミラノにも来たことがあるので地図を見ながら男の
訊く場所を探してやった。男が礼を言って去ったあと
足元においてあったボストン バッグから財布や
カメラなどが消えていた。地図を出すときバッグを
開け放しにしておいたらしいが、ヨーロッパに住んで
いた経験がありながら盗られた方が迂闊だった。
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by pincopallino2 | 2010-02-23 11:33
盗難  5
夏のミラノ。スフォルツァ城近くの広場に大勢の日本人が集っている。
大半が中年の女性だったが、なんとなく様子がおかしいので覗いてみる、
真中で7つか8つ位のロマ(ジプシイ)の女の子が泣いている。
聞いてみたら一行中の男の人のズボンの脇ポケットに手を入れて
お札を盗んだのだそうだ。盗んだのはその女の子に間違いないので
問い詰めたが知らないと言い張る。それでは女の子を裸同然にさせて
みたがやはりお札はない。その時一人の婦人が女の子がスカートを
めくって見せた時でも片方の手を握りこぶしにしたままで開かないのに
気づいた。早速その手を開かせようとしたが、頑強に抵抗して開かない。
みんなで無理矢理開かせたら盗ったお札を握っていたので皆で
その子をひっぱたいたとのことだった。あとで裸にしたり、ひっぱたいたりして
一寸可哀そうだったわねと言っていたが、フランスあたりではこんな時でも
苛めてはいけないと云うらしいが、イタリア人は遠慮なくひっぱたけと云う。
多分ジプシイの親分はどこか遠くから見ていて、この子は他に余程の
稼ぎをしない限り、夕食は抜きだったかもしれない。
それにしても日本の女性もたくましくなったものだ。
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by pincopallino2 | 2010-02-22 10:22
盗難  4
ローマの繁華街。日本の女性が一人で歩いていた。
海外旅行をする時はいつも着物姿で、この日も着物を
着ていた。だから手に持っているのも信玄袋を小さくした
ような布製の手提げ。
 雑踏の中でその手提げが少し軽くなったような気がしたので
見ると布が刃物のようなもので切られている。咄嗟に
すぐ横を歩いていた男に「返せ」と言ってしがみついたが、
「自分は何も知らない」と言う返事。その時後を歩いていた
若夫婦が目で違う男を知らせてくれたので、早速その男に
「返せ」としがみつきなおしたら、盗られた財布を出した由。
結局実害は破かれた信玄袋だけだった。
 スリは二人共同だったようで、最初にしがみついた男が盗って
すぐに運びや役の男に渡したらしい。
 北アフリカ系の顔をした色の浅黒い男達だったそうだ。
この女性、イタリアには何回も旅行していて、イタリアの
事情を知っているし、言葉も少しは話すから被害を最小限に
食い止めることが出来たが、機転が利いて人怖じしない性格も
幸いしたと思う。
 とにかく盗られたり、盗られそうだったりした時は大声で叫ぶこと。
日本語でも構わない。
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by pincopallino2 | 2010-02-20 10:43
盗難  3
北イタリアのパドヴァ。ジョットの壁画を見に沢山の人が
スクロヴェニ礼拝堂への道を歩いている。日本の女性の団体も
10人程交じって三々五々歩いていた。後の気配がなんとなく
おかしいので振り返ってみると、男が2人に女が1人、いずれも
若くて身なりも良いのが日本の女性達と同じ歩調で歩いている。
話している言葉はスペイン語のようだ。しばらく様子を伺っていたが
外国からの集団スリとわかったので、日本語で「スリがいますよ」と
怒鳴り、ついでに色々な国からの観光客がいるにしても
「ピックポケット」位は分かるだろうと英語でも何回か大声で言って
いたら、コッソリと消えていった。
 ついウッカリしているのが一番こわい。
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by pincopallino2 | 2010-02-19 12:09
盗難  2
  初秋のローマの裏道。幅はそんなに狭くないが、人通りは少ない。
僕の前30メートルばかりの所を3人連れの男が歩いていく。
向こうから二人連れの日本人が歩いてきた。二人ともキチンと背広を
着ていていかにも出張してきた会社員と云った感じ。知らない町を
楽しそうに話しながら歩いてくる。
 三人連れの男達とスレ違って、10メートル位来たところで
日本人の男が内ポケットを探し出した。慌てている。
近づいて来たので聞いてみたら、内ポケットに入れておいた
財布がないとのこと。連れの男も内ポケットにさしていた
万年筆がない。では今スレ違った男達にやられたのだろうと
いうことになって探したが、道を曲がってしまったのか彼等の姿はない。
 極めて単純なスリの被害だが、それにしても盗られた日本人の
方が無用心すぎた。
 イタリアでは自分の財産は自分で守れと言うが、当たり前のことだ。
 
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by pincopallino2 | 2010-02-18 11:57
盗難 1
イタリアに旅行する人からよく「泥棒が多いそうで」と聞かれる。
道を歩いていて自動車に轢かれたり、知らない人間にいきなり
刺されたりなんて事故は日本の方が余程多いが、たしかに
スリ等に遭う被害はかなりある。但し僕の知る限りそんな
スリ達の殆どは外国人でイタリア人ではない。日本人に
とっては南米人だの北アフリカ系の人間だのの区別が
つかないからイタリア人だとおもってしまうが、日本でも
お祭りの時だとか繁華街にはスリが集まってくる。
イタリアは観光国だからスリにとってはよい稼ぎ場所なんだろう。
スリも観光客と一緒に世界中から集まってくる。
前にも書いたと思うが旅行者の用心にもとこれからイタリアに
限らずヨーロッパ全般で行われているそんなスリ達の
手口を幾つか紹介してみようと思う。
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by pincopallino2 | 2010-02-17 10:06
イタリア式接待
 北イタリアのコモ湖は、殊に北部の方はラリオ湖というようだ。
かってミラノの薬品会社を日本の製薬関係の人達が視察に訪れた際
朝会社で事業説明を聞いた後は夕食迄訪問先のご招待。
まづバスでコモ湖の真中に張り出した景勝の地ベッラジォに行き、
5ツ星上のヴィッラ セルベッローニのガーデン レストランで昼食。
帰りはコモまで船ということになったが、途中の小島についたら降りようという。
小さな茶屋が一軒あるだけで人家は皆無。接待係の人達はベンチに
腰掛けると気持ち良さそうに日向ボッコを始めたが、聞けば次の船が
来るのは3時間後とのこと。初秋の午後の日を浴びて素晴らしい景色を
眺めるなんて、彼等にとって最高の接待かもしれないが、時間に制限の
ある日本人の出張者達はたまらない。せめてコモの町で好きな時間を
取らせてくれればお土産物も買えたのにとボヤクことしきりだった。
 このような接待、イタリアに限らずヨーロッパでは一般的なことかも
しれないが、前もって云っておいてくれたら調整できたのにと今だに
残念に思っている。
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by pincopallino2 | 2010-02-16 11:04