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スローフード、スローライフ
 最近スローフードと言う言葉をよく聞く。何のことかはっきりとは
知らないが、近年流行りだしたファーストフードに対抗して
無農薬の野菜などを使い、手を抜かないで調理することらしい。
 ついでにスローライフはゆったりとした生活を楽しむこと
なのだろうか。
 僕がローマに住んでいた頃はマクドナルドなんかがまだ入って
来ていない頃で、手軽に食べられるのはターヴォラ カルダ位。
今よりノンビリしていて調理も丁寧だった。
 その後使っている浅蜊は採ったものか、養殖したものか標示
するようにとのお触れが出た頃から色々とうるさくなりだした。
トスカーナで見た無農薬農場では周囲何百メートル以内に
農薬を使っている畑があった場合には無農薬とはいえないとの
ことだった。農薬を使っている畑の作物の蜜を吸った虫は
無農薬畑の作物にたかってもよいのだろうか。食肉になる
牛、豚、羊、鶏等も無農薬の飼料で育てるのだろうか。
魚や海草は海全体を無農薬にしなければ食べられないだろう。
 そんなことを考えていると、頭が痛くなってスローライフ
どころではない。
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by pincopallino2 | 2010-11-30 11:40 | Comments(0)
紅葉
 紅葉の時期。今年は特に美しいようだ。
日本の紅葉は赤や黄色が混じって綺麗だが、
他所の国のことはあまり知らない。
 カナダは赤ばっかりだった。
 スロヴェニアは国中が黄色に燃えて素晴らしい。
南米ではポインセチアが背の高い街路樹になって
いて驚いたが、葉の色は鉢植えの観賞用程には
真っ赤にならないようだ。
 北イタリアのピエモンテ州、葡萄酒の産地
ランゲ地方に行くと色とりどりの紅葉が楽しめる。
葡萄の葉で、種類によって異なった色になる。
フランス式の栽培をしているから木は低いが、
アルプスの山々や特産のヘーゼルナッツの林、
それに丘の上の古城などが遠景に見えて
素晴らしい景色になる。
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by pincopallino2 | 2010-11-29 11:35 | Comments(2)
乞食
 50年前のローマには乞食が今より沢山居たように思う。
ローマの乞食の話しはアンデルセンの即興詩人にも出てくるが、
イタリア人は情け深いのか、カトリックの教えのせいか知らないが
見ていると結構恵んでいる人が多い。それに所得税の申告も
ないだろうから、まさに3日やったら止められない商売らしく、
株(場所とか営業権利。勿論彼ら同志にしか通用しない私的なもの)も
あって、売り買いもあるそうだ。
 どこかで拾った子犬を連れて動物好きの人の憐れみをこうのもいる。
 多いのは教会の前で、自宅と営業場所の往復には着替えて
一般人みたいな格好をしている者が多い。営業中にはなかった
手や脚が出てきたりする。
 彼らも便利なことがあって、小銭が欲しい時など両替してくれる。
 僕の家内は毎朝買い物に行く市場への途中に居る乞食と仲良くなって、
道の反対側を歩くと、通りの向こうから大きな声で「奥さん」と
よびとめられらたそうだ。
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by pincopallino2 | 2010-11-28 10:35 | Comments(0)
日本食
 昨日の大根の話しから思い出したことだが、
僕がローマに住んでいた頃は日本の食材なんて
何もなかった。食パンを焼いてバターを塗り、
なけなしの海苔を巻いて醤油をたらすと磯辺巻きの
味がしたり、コカコーラを沸騰させて炭酸ガスを
抜き取り、醤油で味付けした汁をスパゲッティに
つけておそばを食べた気になったりした。
パンをビールに浸して糠床かわりにするのは今でも
やっているだろう。
 途中からおでんの缶詰なんていうのが売り出されたので、
日本から取り寄せ、日本食が恋しくてたまらない旅行者を
自宅によんで食べさせたものだ。
 そんな時代からみると、今は夢のようで、ローマや
ミラノでは日本の食材に殆ど不自由しない。
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by pincopallino2 | 2010-11-27 12:34 | Comments(0)
大根
 今朝のラヂオで、大根の種を買ったらイタリア製で、
収穫したら小ぶりだが、葉っぱも柔らくて美味しかったと
投書した人の話しを聞いて驚いた。
 僕がローマに住んでいた頃は大根なんかなかった。
コペンハーゲンに出張した時、赤い大根を買ってきて
友人に悦ばれたことがある。
 第二次世界大戦の末期、家内が住んでいたウィーンには
大根があったそうだ。オーストリアではおろしてサラダ風に
味付けして食べる。
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by pincopallino2 | 2010-11-26 11:37 | Comments(0)
ターヴォラ カルダ
 ファースト フードなんかまだ入ってこない頃のイタリアでは
立ち食いレストランのターヴォラ カルダが方々にあった。
そのまま訳せば熱いテーヴルで、暖かい料理がすぐ出てくる
からかもしれない。
 注文すると茹立てのパスタが5分も待たないうちにでてくるので
食べる時間のない時など重宝だった。
 ローマのバルベリーニ広場にあったターヴォラ カルダには
事務所から近いせいもあってよく行った。立食用の高いテーブルが
幾つか置いてあって、椅子はない。
 結構美味しい店で、熱々のスパゲッティ ボロニェ-ゼを
やけどしそうになりながらよく食べたものだ。ミラノ風の
薄いとんかつコトレット ミラネーゼや薄く切って冷やした仔牛の
茹肉に鮪のソースを掛けたヴィテッロ トンナート等の味も忘れられない。
鮪のソースは食料品店で売っているから、イタリアに行った人は
買ってきて自宅で食べてもよいだろう。仔牛の肉がなかったら
豚のロースか鶏肉を代用してもよい。但し鮪のソースは店によって
味が少しづつ変わる。長持ちしないから帰国直前に買うこと。
サルサ ディ トンノと言えば分かる。
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by pincopallino2 | 2010-11-25 11:22 | Comments(2)
お釣り
  行く前から聞いてはいたが、イタリアに始めてついた頃は
買い物や食事をしてお釣りをもらう時にとまどった。
  日本ならそのまま全額が出てくるのに、請求額に
こちらが出した金額に達するまで足していく。
それも小さい単位から始めて、どういうわけか
時々一呼吸入れるから、ウッカリすると大きな金額の
おつりをもらいそこねてしまう。彼等は足し算しか
出来ないのか、それとも、あわよくば誤魔化そうと
しているのかと思ってしまう。事実これで何回か損を
したが、たまに間髪を入れず釣銭の全額を出す
キャッシャーなんかが居るとチップでもやりたくなる。
  もっとも最近は機械が発達して釣銭が標示される
ようになったから、正確且つ迅速に精算できるように
なってきたが、国によってはまだ旧式の方法で
釣銭を出すところがあるかもしれない。
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by pincopallino2 | 2010-11-24 10:56 | Comments(2)
砂漠での正面衝突
  車なんか録に走らないリビア高原で正面衝突をしたと言う日本人のことを
聞いて随分間抜けな話しだなと笑ったが、僕自身も同じ様な経験をした。
  トルコで西から東に移るバスの中。女房と一緒に乗っていたが、
見渡す限り家どころか人っこ一人居ない荒野の中を全速力で走っていた。
ふと見ると、はるか彼方に土煙があがっていて、それが段々近づいてくる。
乗用車だ。どうやら走っている道と交差する道があるらしい。
  バスと乗用車は運が悪いことに両方の道が交差するところに同時に
ついた。何もないから見通しは良い。それでもバスはスピードを落とさずに
走り続け、乗用車も一旦停止なんかしないから、見事にぶつかった。
  両方ともエンジンが壊れて走れなくなったので、当然運転手は車を降りて
外に出る。日本なら双方とも喧々諤々の言い合いになるところだが、二人とも
ニコニコ笑ってまづは煙草の交換。知り合い同志かと思ったほど友好的だ。
  これだけの事故だから警察を呼ぼうということになったが、警察なんて
どこにあるか分からないし、今みたいに携帯電話もない。たまらま通りかかった
車を停めて、バスの運転手は警察のある所まで乗せてもらって行ってしまった。
警官が来たのはそれから数時間後。その間こっちは原っぱの中で待っていた。
  そのうち代わりのバスが来て、目的地に着いたのは夜になってからだったが、
ぶつかることは明らかなのに、彼等は何故車を停めるか、スピードを落とそうと
しなかったのか今もって不思議でならない。
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by pincopallino2 | 2010-11-23 11:57 | Comments(0)
タクシー
 外国でタクシーに乗る時は気をつけた方がよい。
 ギリシアでは警官が取り締まっているが、それでもホテルで降りる時高めの
金額を請求され、ドアマンが運転手を怒鳴りつけて追い払ったことがある。
 ニューヨークのケネディ空港でタクシーを拾ったら他の車の運転手が文句を
つけ、殴り合いの喧嘩になった。モーロータクシーだったらしいが、こっちは
夫婦二人の荷物を積み込んでしまったので簡単に乗り換えることもできない。
結局モーローの方が強引に押し切ったのでそのまま目的地まで乗ったが、
料金は普通と変わらなかった。モーロータクシーであることがばれてしまった
からかもしれない。
 ポーランドのクラクフから寝台特急でチェコのプラーハに着いた時駅前で
タクシーに乗ろうとしたら客待ちをしているタクシーの運転手が皆集まってきて
値段を決める。ホテルに着いて降りようとしたら法外な値段を請求され、埒が
あかないので、ホテルの人間を呼びに行ったらやっとまともに近い料金になった。 
プラーハではタクシーに乗るたびにこんな騒ぎになるので、帰る時はホテルの
従業員に値段の交渉をしてもらった。言葉の分からない外国人だととてつもない
値段をふっかけるらしいが、折角の素晴らしい都市なのに残念なことだ。
 ローマでタクシーに乗った時、やたらに遠回りする。一方交通の道が多いから
やむをえないかもしれないが、たまりかねて「僕はローマに住んでいたことが
あって、この道もよく通ったものだ」と言ったらチャンと走るようになった。
 ローマの駅近く,日本の観光客がよく泊まるホテル、メトロポールの前の
通りには悪質なタクシーが屯していて日本人はよく被害にあっていた。
 イタリアのタクシーは最近定額制になったから被害は減ったと思うが、
夜間料金は夜間と深夜の2段階あって、荷物も特に屋根に乗せたりすると
割増金を取られる。
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by pincopallino2 | 2010-11-22 11:36 | Comments(0)
 イタリアでナポリ、パレルモとかチヴィタ ヴェッキア、カリアリ間と
いった大きな連絡船に乗る時は予め切符を買っていても乗船券売り場に
行って見せた方が良い。夜の場合はコンパートメントもあるし、背もたれが
傾斜してねられる椅子もある。
 普通スースケース類は自分で運ばなければならないが、新式の大きい
船だとベルトコンヴェアーが付いている。但し乗ってからは船員にチップを
やって頼まないと運んでくれない。
 比較的時間のかかる距離で大きな船だったら食堂やバーがあるし、
短い航路の小さな舟でもコーヒーやパン位は売っている。
 コンパートメントには浴室が付いていて、船会社のマークが入った
タオルなんかが置いてあるが、記念にと持って来ないこと。降りる前に
船員が各部屋をチェックして足りないと咎められる。
 ヴェネツィアの大運河にはゴンドラの渡し舟がいくつかあってただで乗れる。
但し立って乗らなくてはならないから、川に落ちないように。
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by pincopallino2 | 2010-11-21 09:22 | Comments(0)