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心に残るレストラン 10
レストランというよりホテルと云った方が良いかもしれない。
ヴェネツィアとトレヴィーソの町の間に広がる平野、モリアーノ ヴェネトには
17,18世紀頃に貴族や豪族が建てた別宅、所謂ヴィッラが何軒も残っていて、
中にはホテルになっているのもある。 元々が個人の家だから部屋数はそれ程
多くはない。 せいぜい10室か15室程度。 そのかわり敷地、つまり庭が広い。
かって10人程の グループを連れてそんなホテルに泊まった時は我々だけで
ホテルを借り切ってしまった。
他に客が居ないから静かだし、食事をするにしてもコックからウェイターまで
我々の為にだけ働いてくれて、まるでヴィッラの主人になったみたいな感じだった。
手入れがよく行き届いた庭も広くて外が見えない。 夜には蝙蝠が飛び交っていた。
  旅行の途中たまにはこんなホテルでニ、三泊過ごして見るのも良いだろう。
  但しこの地方も最近は道が整備されて大型トラックが走るようになり、昔の
のどかさ、静寂さがなくなりつつある。
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by pincopallino2 | 2012-04-30 11:55 | Comments(0)
心に残るレストラン 9
ヴェネツィアの東、本土側の海沿いにカオルレという町がある。
20年程前だろうか、退役軍人の下士官だかが金を出したとかで、
ピッツァの学校が出来たが、その学校と同系列のピッツァ屋が
町の中心の広場にあって。 オードブルからデザート迄全て
ピッツァで食べたことがある。 ナポリと違って、ピッツァの生地は
薄いから幾らでも食べられる。
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by pincopallino2 | 2012-04-29 12:35 | Comments(0)
心に残るレストラン 8.
ヴェネツィアのリアルト橋の袂。 といってもゴチャゴチャとした細い道にある
小さくて薄暗い店だから観光客は目もくれない。 僕もヴェネツィアの友人に
案内されて始めて知った。  食事時に行くとカウンターらしきものの上に
お摘みが並んでいて、客はワインを注文している。 ワインを飲み干しながら
お摘みは幾ら食べてもよいのだそうで、ワインはそれ程高くないから食事代を
安くあげることができる。 イタリア人は2杯も3杯も飲んでいるが、酒が苦手の
僕なんかは一杯の酒をチビチビ飲んでいてお摘みに手を出すことが多いから、
お腹がすぐに一杯になる。
  この方式、今では方々の都市にも広がっているようだが、僕にはヴェネツィアの
レストランというかバールでの思い出が始めての経験だったせいか忘れられない。
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by pincopallino2 | 2012-04-28 10:57 | Comments(0)
心に残るレストラン 7.
ヴェネツィア、サン マルコの裏の方に「新世界」という魚料理屋がある。
コロンブスがアメリカを発見したというニュースにヨーロッパ中が沸いていた頃に
できた店で、名前も当時のままだそうだ。 だから創業は500年位前
その後一時商売替えをしたこともあったらしいが、今はまたレストランに
戻っている。 店内に生簀があって魚が泳いでいる。 味よりも
由緒で心に残る店。
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by pincopallino2 | 2012-04-27 10:55 | Comments(0)
心に残るレストラン 6
ヴェネツィアの防波堤のようにリド島と一列に並んでキオッジャ迄延びる
細長い島があるが、その島のサン ピエトロ イン ヴォルタという漁村。
漁村だから新鮮な魚を食べさせるレストランが何軒も並んでいるが、
できることなら夏の夜、ニ三階建てのビルの屋上にある店で食べるとよい。
ただでさえ昼の時間が長いうえ、夏時間だから日の暮れが遅い。
9時過ぎになると、海を挟んだ向こうのヴェネツィアの町の真上に
陽が沈んでいくのが眺められる。素晴らしい景色だ。 波止場では漁師や
おかみさん達が漁の支度をしているが、漁師達は11時になると舟を連ねて
一斉に出漁していく。
  それを見送ったおかみさん達は三々五々波止場の縁台に腰掛けて
井戸端会議を始めるが、なんともいえない情緒が漂う。
  但し見とれているとリドへの最終バスに乗り遅れてしまう。 たしか
11時半頃だったと思うがバス自体船に乗リ、その船の最終が11時半だった。
  行きかたはリドからバス。バスはその昔ヴェネツィアの監獄を脱出した
カサノヴァが若い頃法律を勉強したキオッジャの町目掛けて馬で逃げた道に
沿ってペッレストリーナ島に渡ってすぐ。途中バスごと渡し舟に乗る。
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by pincopallino2 | 2012-04-26 11:55 | Comments(0)
心に残るレストラン 5
ヴェネツィア。 リアルト橋の袂の郵便局(昔のドイツ商館)の前を通って
San Giovanni Cristomo通りを行くと道と同名の小さな教会がある。
教会の手前を右に曲がった途端に今までの観光客がいなくなって、
静かなヴェネツィアになるが、そこにあるマーリブランという三ツ星ホテルの
食堂が好きで、ヴェネツィアで暇がある時は必ず行く。 通りからも入れる
大衆食堂みたいなレストランだが、土地の人で混んでいる。
 この間もバカラ マンテカートという鱈の料理を食べたが美味しかった。
連れはこの店のイカ墨のリゾットが好みなのに残念ながら売り切れ。
 このあたりマーリブランという地名で、ホテルのまん前、幅3メートル位の
道路の向こうはその昔72だかあったオペラ劇場の名残をとどめる
マーリブラン オペラ劇場だ。はじめて行った時は廃屋になっていたが、
ラ フェニーチェが燃えてしまった時、代替へ劇場として復活した。
 劇場の隣りはマルコ ポーロの家。 運河の上に建っている。
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by pincopallino2 | 2012-04-25 10:54 | Comments(0)
心に残るレストラン  4
  イタリア東北部。フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の真中あたりにある
ウディネの近くにコルモンスという小さな町があるが、その郊外スビーダと
いう地区にあるレストラン。 コルモンスから舗装もろくにしていない田舎道を
車で2キロばかり走って行先にスロヴェニアとの国境の家並が見えるあたり、
右側に穴だらけの板を打ちつけた塀がある。 門だってぼろぼろ。
  入って行くとあまり広くない庭があって、綺麗な女性達が食前酒とお摘みを
サービスしてくれ、暫くすると別の女性が「お食事の用意が出来ました」と云いに
来て木造の古い二階建ての母屋に案内してくれる。
  お料理はこの辺りの地方料理と、スロヴェニア料理、オーストリアの田舎料理で
はじめて食べる物が多かったが、いずれも調理の丁寧さが感じられて美味しかった。
  最近ミシュランで星がつき、店自体も改造されて昔の情緒は幾分なくなって 
しまったようだが、是非行かれることをお奨めする。但し冬より夏の方が良いだろう。
  日本人の観光客には行きにくい所だが、このそばにはイタリアの歴史に
大きな足跡を残したロンゴバルド人の最近ユネスコの世界遺産に登録された
寝殿などがあって、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州も結構面白い所だ。
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by pincopallino2 | 2012-04-24 13:54 | Comments(2)
心に残るレストラン 3.
  フリウリ州のゴリツィア。 何の変哲もないレストランで味も特に美味しいわけではないが、
スロヴェニアとの国境にあって、幅5メートルもないような店の前の通おりに高い鉄条網が
はってあった。 鉄条網の向こうは広い広場もある大きな駅だが、イタリア側の人間はそのまま
使えない。 何処の国ともじかに国境を接していない日本の我々には奇異に感じるので眺めて
いたら、店の親爺が゙ 出てきて、東西冷戦の頃は、この鉄条網を乗り越えてイタリアに
逃げ込もうとするスロヴェニア人があとを断たず、警備兵に見つかって目の前で射殺される者も
沢山居たと話してくれた。 もともとイタリアの町だったのに第二次世界大戦の結果、半分が
ユーゴスラヴィア領になってしまったので、逃げてこようとして射殺された人の中にはイタリア人も
沢山いたのだろうと思い、晴れ渡った昼なのに暗澹たる気持ちになったことがある。
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by pincopallino2 | 2012-04-23 10:55 | Comments(0)
ローマ建国記念日
 うっかりしていたが、たしか昨日、4月21日はローマ建国の日だったと思う。
とはいっても今と暦が違うし、多分に伝説の時代だからいい加減かもしれない。
建国の年自体紀元前753年というが、もっと新しいという説もある。もっとも
753という年は日本人にとって覚えやすい数字だ。双子の兄弟のうちロムルスが
かけで兄貴格のレムルスに勝って7ツの丘に点在していた人達を集めて
造ったのがローマという国。その出来たばかりの国の様子は新ローマ、エウルの
ローマ民族博物館に展示してある。
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by pincopallino2 | 2012-04-22 09:54 | Comments(0)
印象に残るレストラン 2
名前は忘れてしまったが、トリエステからそんなに遠くなかったと思う。
フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州のスロヴェニア との国境のレストラン。
店の庭の中に鉄条網がはってある。料理関係の人達と一緒だったので
名物の蛙のスパゲッティを頼んでおいた。 蛙といっても食用蛙ではない。
田圃なんかに居る殿様蛙、青蛙、赤蛙といった種類だ。 くせがないから皆
鶏かななどと言って食べていたが、途中で正体をあかしたら一斉にフォークを
置いてしまった。
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by pincopallino2 | 2012-04-21 11:05 | Comments(0)