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大晦日
  今年も大晦日になってしまった。商店は深夜営業。卸屋は丁稚達が綺麗に掃き清めた
店先で羽をついたりしてもう元旦の気分。髪結いさんは元日の朝迄混み合っていたものだ。
除夜の鐘の音が、初詣での足音に雑じって聞こえて来るのも大晦日の夜の情緒だったが、
高層ビルが立ち並び、西洋かぶれの若者達が騒ぎ立てる最近ではそんな行く年を偲び、
機体を持って新しい年を迎える日本独特の雰囲気はなくなってしまった。
  かってイタリアの絵本で古い年がおじいさんになって戸口から出て行き、代わって若々しい
子供が入ってくる絵を見たことがあるが、そのイタリア。大晦日の真夜中になると1年の間に
割れたりひびが入って要らなくなった陶器を窓から道に放り出す。5階、6階等の高い所からも
投げ捨てるからその音のすさまじいこと。道路は上から瀬戸物が降ってくるし、かけらが道中に
散らばっているから危なくて車も走らなくなる。大晦日の真夜中に出発する東京行きの便を
見送ってフユミチーノ空港からローマ市内の自宅に帰る時、なるべく広い道を選んで
瀬戸物のかけらを踏まないように走るから普段の3倍以上掛かったことがある。でもそんな
瀬戸物のかけらも元日の朝6時にはきれいに掃き清めてあるから清掃人夫は徹夜で働くのだろう。
  ナポリはもっとすごかった。瀬戸物を投げ出すのはローマと同じだが、その上に爆竹を各家で
あげるからその騒音はすさまじい。僕が見ていた時は爆竹の煙で10分位のうちにナポリの町が
見えなくなってしまった。でもその煙がナポリ湾の方にたなびいていくのは情緒があった。
その騒ぎの中で夕方からズット抱き合っていた若い男女はj結婚して幸福な人生を送って
いるだろうか。
  花火をあげるのはその後ローマでも真似しているようだ。
瀬戸物を放り出すのも政府では危ないからと禁止したが、そんな命令聞かばこそと相変わらず
ガチャン、ガラガラとやっているらしい。
  この風習イタリア全体でやっているのかどうかはわからない。
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by pincopallino2 | 2012-12-31 09:11
イタリア紹介テレヴィ番組 2013年始編
1月1日(火)
 癒しの世界遺産 ヴェネツィア 04:00/05:00 TwellV
ヨーロッパ路地裏紀行 ローマ・ウルバーナ通リ 06:00/06:55 BS朝日
 魅惑の鉄道旅行 ローマからナポリ  10:00/10:54 BS TBS
サン マリーノ 26:20/27:10 NHK (2日の 02:20/03:10)
1月2 日(水)
 ヨーロッパ水紀行 イタリア 19:00/20:55  BS日テレ
 世界の旅行社が選ぶ最も美しい街ベスト テン 19:00/20:55 BS TBS
1月3 日(木)
 世界猫歩き ソレントとカプリ  08:00/09:00 NHK BS プレミアム
 イタリア スローフード紀行(再放送)  12:00/12:50 NHKBS
 世界絶景旅行 ヴェネツィア 13:00/13:54 BS TBS
世界振れ合い街歩き イタリア・フランス 19:30/21:00 NHKBSプレミアム
1月5日(土)
 小さな村の物語り ヴェネト州 21:00/21:54 BS 日テレ
1月6日(日) 
 小さな村の物語り 10:00/10:54 BS日テレ
1月9日(水)
 ちょっと贅沢列車の旅 19:00/19:54 BS日テレ
 世界水紀行 フィレンツェ アマルフイ 21:00/21:54 BS日テレ
1月12日(土)
 小さな村の物語り  ブルッソン 21:00/21:54 BS日テレ
1月13日(日)
 小さな村の物語り  10:00/10:54 BS日テレ
 世界一周魅惑の鉄道紀行 フィレンツェからローマへ 10:00/10:54 BSTBS
1月16日(水)
 ちょっと贅沢欧州列車紀行 シチリア  19:00/19:54 BS日テレ    
 アドリア海の恵み溢れる町トリエステ 21:00/21:54 BS日テレ   
1月19日(土)
 小さな村の物語り  21:00/21:54 BS日テレ   
1月20日(日)
 小さな村の物語り  10:00/10:54 BS日テレ 

以上イタリア政府観光客らの資料を書き抜いたものですが、写し間違い等の責任は在小生 
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by pincopallino2 | 2012-12-30 12:15
イタリア紹介番組 テレヴィ 年末編
12月29日
 小さな村の物語 20:00/20:54 BS日テレ
 ウーマン オン ザ プラネット フィレンツェ 23:30/23:55 日テレ
12月30日
 ワイン巡りの旅 ピエモンテ  04:30/05:00 BS 11
日曜美術館 パラティーナ美術館 09:45/10:00 20:45/21:00 NHK
小さな村の物語10:00/10:54 BS日テレ
 ワイン巡りの旅 サルデーニァ 14:30/15:00 BS11
  大使館の食卓スペシアル 19:00/20:55 BSフジ
12月31日
 6大陸街かど紀行 05:00/05:30 NHK BS プレミアム

年末多忙につき、年始編は明日
☆ 上記の情報はイタリア政府観光局からの資料によるもの。
  間違いは小生の責任
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by pincopallino2 | 2012-12-29 15:18
モナコ公国
 南フランスにあるモナコ公国は700年位前ジェノヴァでの内紛に負けた
グリマルディ家が飛び地で持っていた今の場所に逃げて住み着いた所。
だから王家の名前も国の名前もモンテ カルロという都市名もイタリア語だ。
イタリアではドイツの都市ミュンヘンもモナコということがあるので
ややこしい。 
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by pincopallino2 | 2012-12-28 10:49
12月26日
 12月25日のクリスマスに続く26日も大半のキリスト(カトリック)教国では
休みだ。最初の殉教者 聖ステファノの日だからなのだろうが、意識的に連休に
したのかもしれない。
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by pincopallino2 | 2012-12-26 12:16
クリスマス
 12月25日 クリスマス。 イタリアでは親戚や知人を招いて
普段より豪華な昼食を食べることだろう。
 キリストの降誕とプレゼントとサンタ クロースがどう結びついて
いるのか、浅学にして知らない。
 南イタリアの都市バーリの旧市街にある素晴しいプーリア ロマネスク様式の
廟に安置されている聖ニコラ(サン ニコラ)がサンタクロースだと
聞いたことがある。サン ニコラは南トルコの司祭だか司教で、死んでから
3年たった子供のバラバラになった死体をつなぎ合わせて生き返らせた奇跡で
聖人に列せられたそうだが、千年程前、バーりの水夫達がトルコから遺体を
盗み出して持ってきたのだそうだ。但しサンタクロースの元になったのは
別の聖人だという人もいる。
 サンタクロースは彼等の故郷といわれるフィンランドのロバニエミニ行けば
一杯いる。赤い独特の服装はアメリカの商社が考えたものだそうだ。
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by pincopallino2 | 2012-12-25 12:23
クリスマス イヴ
 はっきりとは覚えていないが、60年程前のクリスマス イヴの晩。
銀座に出かけたら、たいへんな人出で、歩くにも困難したことがある。
そんな騒ぎは翌年から少しずつ減っていったようだが、キリスト教国の
イタリアではさぞ賑やかだろうと思って行ったら、案に相違して町は静寂
そのもの。キリストの生誕をいわう真夜中のミサが終わると皆ソソクサと
教会から帰ってしまう。家で遅い夕食を取るのだそうだ。ミサで聖餐に
あづかる前には断食をしているし、聖餐といってもパンのひとかけら
だからお腹も空いているのだろうが、夜食はキリストの生誕を祝って結構
ご馳走が並び、子供達はプレゼントを貰う。こんな古い宗教的儀式も今では
かなり廃れてきているようだ。昔のクリスマス プレゼントは大人どうしのもの。
ちょうど日本のお歳暮みたいな風習で、子供達へのプレゼントは元来1月6日、
エピファニアの日だったそうだ。
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by pincopallino2 | 2012-12-24 10:25
人間プレセピオ
  最近は人間が人形の代わりをするプレセピオが増えてきた。
僕が10年程前に見たのはピエモンテ州の南部、ドリアーニという
ワインの産地の人間プレセピオ。丘の上の町で、始まるのは夜8時頃だが、
着いた時には麓の新市街は既に人の山。スピーカーで最後の一人が帰る迄は
続けているから慌てないでと叫んでいるが、皆早く行こうとしてたいへんな
混雑だった。
  城門をくぐって丘の上の旧市街に入ると電気は消えていて真っ暗。
明かりは塀のあちこちに指してある松明だけだった。
そんな街の中をローマ軍団の服装をした兵士が二人づつ組んで巡回している。
周りの家はイエスが生まれた当時のベツレヘムを再現。普通の人家ばかりでなく、
酒場があったり、女占い師の家があったりして、人は皆その頃の服装をしている。
道端の焚き火で焼いた栗などをもらうとこっちまでが2千年前の人間になったような
気になる。
  こんな人間クリスマスは3晩続いて、12月24日の真夜中、キリストが生まれると
丘の頂上からサーチライトが空の一点を照らしだす。
  ドリアーニへの往復もランゲ地方の葡萄畠の暗闇に時折クリスマスの
イルミネーションが光っていて素晴らしい思い出になった。
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by pincopallino2 | 2012-12-23 14:28
プレセピオ 続き
  プレセピオは元来中部イタリアから始まったものだが、南の方に下がって行くと
ナポリ王が好きになったせいか、豪華になって質素な馬小屋風景が廃れ、
ナポリの王宮に残っているような一つの村全体となって大きさも部屋一杯の
ものになってしまった。キリスト生誕に関係のない人も沢山いて、製作当時の
ナポリ庶民の服装や日常生活が偲ばれて面白いが、肝心の馬小屋がどにあるのか
見つけるのに苦労する。
   シチリアのタオルミーナにも廃寺全体を使ったプレセピオがある。昔は埃だらけで
覗いてみると良い。郵便局の隣だからすぐ分かる。昔は埃だらけで誰でも入れたが、
近頃は綺麗にして入場料を取っているようだ。
   北イタリア、ブレッサノーネの司教区博物館にはプレセピオの一大コレクションが
ある。かってはオーストリア領であったせいか、ドイツのプレセピオも展示されている。
   かってトリノの王宮前広場で仮設のテント張りのプレセピオ展を見た小余があるが、
南米あたりの物まで展示してあった。
   長野県の上田市近郊にはナポリ生まれのプレセピオ職人が住んで居て、
注文すれば作ってくれるそうだ。 
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by pincopallino2 | 2012-12-22 14:30
プレセピオ
 最近はイタリアでもクリスマス ツリーが盛んになってきたが、
昔はクリスマスが近づくと各家庭でプレセピオを飾った。
 プレセピオは今から800年程に聖フランチェスコが子供達に
キリストの事跡をわかり易く教える為に考案したもので、
ベツレヘムの馬小屋での誕生を人形で再現した云わば
お雛様か5月人形のようなもの。父親と母親それに馬小屋だから
子馬がいて、24日の晩になると両親の間に生れたばかりの
キリストが置かれるのが一番素朴なプレセピオだが、このプレセピオ、
フランチェスコ自ら作ったといわれるものがグレッチョという山の中の
修道院にある。
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by pincopallino2 | 2012-12-21 11:48