ローマのレストラン スコーリィオ ディ フリージオ
  昨日書いたトラステヴェレのダ メオ パタッカはたしか途中から
経営者がアメリカ人に変わったが、その際イタリアの同業者の中で祝福し
ただ一人援助の手を差し伸べたのがスコーリォ ディ フリージオの親爺
だったそうだ。
  スコーリオ ディ フリージオはナポリ近くの磯の名前で、店の内部は
洞窟の中といった感じ。天井に張った網には魚や蛸がかかっていて、
客席にまで張り出したバー カウンターはモーターボート。
料理も魚が主体だが、此処はナポリ風のレストランだけに生の音楽も
ナポリの歌。ナポリの庶民の格好をした楽団がナポリの歌を歌う。
楽器もナポリ地方独特のもので、最後は舞台を降りて客席を練り歩き、
女性客にそのナポリの楽器を演奏させるが、見ようによっては猥褻なので
大人気だった。
 この店。親爺が死んで今はローマ大學を卒業して日本人と結婚した
相撲取りのような大男の息子が跡をついでいるが、親爺の頃のような
評判を取るのはなかなか難しいようだ。
 親爺が死んだ時の死亡通知の葉書。全面青一色の空で、片隅に
ベレー帽を被った親爺の顔がその空を見上げているだけ。素晴らしく
感動的で、僕の死亡通知にも真似しようと思っている。
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by pincopallino2 | 2010-05-14 10:52
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