当時チェトラという音楽会社があって専属のクアルテット チェトラが
素晴らしかった。男性3人、女性1人の構成で、歌もしゃれていたが、
その歌に合わせて寸劇もやる、門外不出だそうで、日本に行かないかと
言ったらアッサリ断わられた。
ナポリにも面白いクアルテットだかクインテットがあった。レナート
カロソーネとその楽団というのだが、これもコミックな物が多かった。
終戦直後、職がないので、進駐軍の慰問をやろうということになったのだ
そうだ。ナポリ語だったが好きな歌が沢山で、今でも時々思いだしている。
殊にジェジェという男の歌が懐かしい。