マッジョーレ湖の左岸、ピエモンテ州側の景勝地ストレーザは夏になると世界各国から
有名人や富豪が集まる高級リゾート地だが、最高級といわれるホテル ボロメエのダイニング
ルーム。毎年のように行ったが、ある年、朝早くパリから着いてまづ朝食ということで
レストランに行ったら、丁度夜明けで湖の向こうの山に日が昇るところ。
マネージャーがカーテンを全開してソーレ レヴァンテと大声で言った。
日が昇るという意味だが、イタリアでは日本のことを言う時にも使い、ニュースでも
日本といわずに「日出ずる邦」ということがある。