今までイタリア料理のスパゲッティ アマトリチァーナの名前は今度の地震で
大被害をうけた村アマトリィチェに由来するものだとばっかり思っていたが、
最近、アマトリチャーナの語源は同じアペニン山中の村ながらアマトリィチェより
南のモリーぜ州にあるマトリィチェからきていると唱える人が出てきたようだ。
アマトリィチァーナ(アマトリィチェ風)は普通All'Amatricianaと書くが
マトリイチェの場合はAlla Matricianaとなって間違えではないが何か釈然としない。
村自体、アマトリィチェの方が大きく、山に入って働く人の数も多そう。
なによりも村にあるレストランの数は圧倒的に多いし、イタリア人に聞いても
みんなアマトリィチェだというから、僕も今まで通りアマトリィアチェが本場だと
信じることにする。(アマトリィチェのレストラン、今度の地震でほとんど崩壊して
しまったのではないかと心配している。
マトリィチェ本家説はアマトリィチェに対抗する為かどうかはしらないが、
マトリィチェの人間が日本人に吹き込んだのかもしれない。
なおマトリィチェから1乃至2キロくらい離れた所には紀元前200年頃に建てられた
神殿がある。