ベンガジの町を歩いていたら、店の前の縁台に坐っていた
穀物商の親爺にヤパニー(日本人?)と声を掛けられた。
そうだと言うとマア坐っていけと縁台に腰掛けさせられ、
日本のことを盛んに聞く。そのうち店の小僧に言いつけて
ミントティーを買いに行かせ、奢ってくれたことがある。
滞在期間を延ばす為旅券とヴィザを持って入国管理の
事務所に行った時も、係官はとても親切且つ友好的でしかも
礼儀正しく、日本の横柄に役人風をふかす公務員と比べて
リビア人が羨ましかった。
リビア人は一般的に親切だが、日本には特に親近感を
持っていたらしい。