スプリットから25キロほどしか離れていないトロギールは
本土と15メートル位の川みたいな海峡を隔てた島。
小さいけれど歴史に富み、一方に砦、反対の端に大聖堂が
あるが、その間の民家が並ぶ小道を散策する方が楽しい。
7,8年前に始めておとづれた時は中世の匂いが島中に溢れて
いたのに最近は綺麗に整備されて本土との橋も2本に増えたものの、
昔の雰囲気がなくなってしまったのは残念。
かってはここもドブロヴニクと同じように夜になると城門が
しまり、帰りそびれた住民のために対岸の橋のたもとに
宿屋があったそうだ。島の渡るのなら古い橋を渡った方が情緒がある。