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2009年 02月 18日 ( 1 )
日本人逃避行  10
 暫く辛い逃避行の話しが続くが、実際に現地で見、体験した
ドイツ軍最後のあがきという貴重な資料なので、読んで欲しい。

 4月20日:晴天のうえ、ヒットラーの誕生日の為、大規模な
空襲が予想されたので男性数人が列車にとどまり、他の男達は
婦女子を連れて1キロほど離れた丘に避難した。正午近く、
予想通りに爆撃機の大編隊が頭上に迫って、爆弾の雨が
駅構内に停車中の列車、特に軍用貨車、燃料タンク車めがけて
降りそそぎ、土柱と轟音とともに貨車、客車が中に舞い上がった。
日本人が避難していた丘の近くでも爆弾が炸裂シテ、爆風に
押し倒されたり、うつぶせになった身体に土砂をかぶった。
 幸いにして全員、怪我もな勝ったので、そのまま車中での
宿泊を続けたが、連合軍が進撃してきて、その飛行基地も
近くなり、空襲警報もなしに敵機が飛来するので、昼間は
皆で耳、目を緊張させ、夜は交代で不寝番をせざるをえなかった。

(日本でのアメリカ軍は焼夷弾を多用した。明らかに非戦闘員の
一般市民の家を焼くことを目的としていたとしか思えない)。
by pincopallino2 | 2009-02-18 10:56