2010年 09月 29日 ( 1 )
フィアット 500     4. 運転試験
運転を習い始めて2ヶ月程経った頃、先生が試験を受けろと
言うので、受けてみた。
  まづ学科。試験官と一対一の口頭試問だ。傍に通訳という
形で先生が立っている。問題は一問だけ。
三叉路の絵を出してどれに優先権があるかと聞く。
  ヨーロッパでは道に優先権がついていて衝突事故を起こした場合、
その道を走っていた方が有利になる。優先権のある道路には真中が
黄色でその周りを黒い線で囲った四角いマークが交差点に立っている。
その反対はstopだ。
  でも問題にはそんな印が描いてないから分からない。ウンウン唸って
いたら時間ばかり経ってしまって、試験官が落第にしようとした。
傍に立っている先生が「今、答えようとしているんだ」と助け舟をだして
くれる。エイ、ままよと当てずっぽうに「この道」と指差したら、なんと正解で
学科試験は合格した。
  実地試験は別の日で、試験官が隣に坐り、やはり先生が通訳という
ことで後に乗った。もう一人、次の受験生も乗っていたかもしれない。
試験は坂道発進。公道で、1センチの隙間もないように停めてある
一般車の間から車を出しての坂道発進だから、たいへんだ。
頭の中が空白になってしまって落第。でも10日程経っての追試験には
見事及第。試験は前のよりやさしかった。
  やっと免許がもらえると有頂天になっていたら、合格した場合
校長先生と実地の先生には謝礼を出すものだと教えられた。
幾ら払ったのかは覚えていないが、事務員と一回も出なかった学科の
先生には渡さなかった。
  いずれにしろ、教習費は日本よりズッと安かった。
by pincopallino2 | 2010-09-29 10:48