2010年 10月 11日 ( 1 )
フィアット 500     16. ローマの駐車場
  ローマの中心街には地下駐車場がなかった。掘ると遺跡が出てきてしまう
為かもしれない。その代わり広場に車を停めたりするが、殆ど違法らしかった。
汚いけれどなんとなく駐車場の係員みたいな格好をしたジイさんがウロウロして
いて、車を停めようとしているとスッ飛んできて、お金と交換に駐車券みたいな
紙切れをくれたりする。違法駐車だったり、時間切れになった時は頼むよと
いうと「マカシトケ」と言った調子だが、見回りの交通巡査が来ると一目散に
逃げてしまうから何の役にも立たない。そのくせ出ようとすると目ざとく
見つけてチップをもらいに来る。そんな奴が来る前に車を出してしまうのが、
毎日の楽しみの一つだったが、敵もさるもので、大概は捕まってしまった。
但し駐車違反の紙が貼られていると、むこうの方が逃げてしまう。
  正規の駐車場はあることはあるが、細い道での路上駐車が多いので、
両側に停められると通れなくなって苦労する。駐車してもよい場所に停める時は
ディスクをフロント硝子を通して見える所に出しておかなければならない。
ディスクは駐車した時刻と駐車の制限時間が分かるようになっていて、たしか
1時間半が限度だったように思う。狭い道では片側駐車だが、奇数日と偶数日、
午前と午後では停める側が違ったり、青空市場の開催中はたとえ駐車が
認められている所でも停めてはいけない場所もあった。
 
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by pincopallino2 | 2010-10-11 11:13