2011年 12月 22日 ( 1 )
イタリア映画 8
  日本とイタリアの合作映画もあった。
マダム バターフライで八千草薫がお蝶だった。
それまでのバターフライの着物の着付けが反対
だったのを、その時正式に直したのだと聞いた
ことがあるが、今は又元に戻ったのもあるらしい。
  大映の永田社長がイタリアに来て本格的な
日伊合作映画を作ることになり、小国英雄さんと
いう有名な脚本家がローマに滞在して脚本を書いて
いたが、この映画は実現しなかった。小国さんは
昼間はホテルの床にござみをしいて、蜜柑箱
みたいな箱を机にして仕事をしていたが、
夜になると1人で淋しいのでどこかに飲みに行こうよと
誘いにくる。酒は殆ど飲まない僕は逃げ回っていたが、
ある晩とうとう掴まってキャバレーみたいな所にいった。
ところが勘定と言う段になって小国先生、お金が
ないと言いだした。しがないサラリーマンの僕も
そんな大金は持っていない。仕方がないので先生の
ホテル迄お金を取りに行ったが、二人が乗った
タクシーの後を店の者がスクーターでついてきた。
つけ馬を経験したのはローマのこの時だけだった。
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by pincopallino2 | 2011-12-22 13:47